8月2日、成田国際空港会社は横堀農業研修センター(旧労農合宿所)の建物を撤去し土地を強奪する裁判を千葉地裁に提訴してきました。横堀研修センターは現空港と第3(C)滑走路を結ぶ誘導路の「結節点」にあります。
国・成田空港会社は発着回数を年間50万回とする機能強化計画として2029年3月までの第3滑走路(3500 m)建設、夜間飛行時間延長、B滑走路再延伸(3500m)を推し進め、今春には機能強化のためのワンターミナル化構想を出してきました。
国土交通省は24年度概算要求で第3滑走路建設支援など成田空港関連で156億円を要求。空港会社は10月中にも第3滑走路準備工事に着手しようとしています。
研修センター裁判提訴はこれらの攻撃の一環です。
三里塚再共有化運動開始から40年となる2023年。三里塚大地共有運動の会は三里塚大地共有委員会Ⅱの運動を受け継ぎ、所有者不明土地対策を口実とした共有地強奪の動きに対決し共有運動の継承・発展のために、会への共有地登記変更を進めてきました。
研修センター裁判の第1回口頭弁論を前に、三里塚大地共有運動の会では12月3日に三里塚現地・横堀農業研修センターで第6回総会を開会します。会員の皆さんの出席を呼びかけます。
●総会案内
日時 12月3日(日)正午(予定)
会場 横堀農業研修センター
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