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6月6日(土)午後2時開場、午後2時半開始
講師 佐竹俊之さん(弁護士、日の出問題弁護団)
会場 文京シビックセンター4階シルバーホール(後楽園駅)
資料代 500円
主催 一般社団法人三里塚大地共有運動の会、横堀農業研修センター裁判を支える会
成田国際空港会社は、4月初め、第3滑走路建設のための土地収用法適用による用地取得(強制収用)検討を国交相に伝え、藤井空港会社社長は「他の公共事業の例にかんがみ土地収用制度の活用も必要だと判断した」(NHK、4月2日)と表明しました。29年第3滑走路供用断念と同時に、1971年以来、半世紀ぶりとなる土地収用法による収用(強制収用)の動きが公然化しました。
これは91~94年成田空港問題シンポジウム・円卓会議での滑走路建設で「あらゆる強制的手段をとらない」という旧運輸省・空港公団の確約を反故にしようとするものです。
再び浮上した強制収用の法的問題について、2000年10月、東京都によってごみ処分場建設のために日の出の森トラスト共有地の強制収用が行われた日の出問題を実例に、佐竹俊之弁護士(日の出問題弁護団)に話していただきます。(26年5月)
東京都渋谷区初台1-50-4-103
TEL03-3372-9408 FAX03-3372-9402
daichikyoyu@sanrizuka.net
https://drive.google.com/file/d/1tRuilQmXjGdaf3Djuk3sdqwym27AiDRn/view?usp=drive_link
横堀農業研修センター裁判第1回口頭弁論
7・3控訴審傍聴行動へ
2026年7月3日(金)
午後2時集合(予定) 午後3時開廷
東京高等裁判所1階 第101号法廷
※閉廷後、裁判報告集会=会場未定
◇研修センター裁判を支える会への賛同 1口1000円
郵便振替口座 00130-6-697201 口座名称 一般社団法人三里塚大地共有運動の会 ※通信欄に「支える会賛同」又は「裁判カンパ」と明記。氏名公表可か不可の記入を。
▼連絡先/東京都渋谷区初台1‐50‐4‐103 一般社団法人三里塚大地共有運動の会 TEL03-3372-9408 daichikyoyu@sanrizuka.net
東京高等裁判所101号法廷
(最寄駅)
・東京メトロ丸ノ内線、日比谷線、千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩約1分
・東京メトロ有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩約3分
・都営地下鉄三田線「内幸町駅」から徒歩約10分
・都営地下鉄三田線「日比谷駅」から徒歩約13分
横堀農業研修センター裁判を支える会賛同の呼びかけ
23年8月2日、成田国際空港会社は三里塚芝山連合空港反対同盟(柳川秀夫代表世話人)と柳川秀夫さんなど4人の共有者に対して、反対同盟が芝山町横堀に所有する「横堀農業研修センター」(旧・労農合宿所)の建物を「収去」(撤去)し、土地を明け渡させることを目的にした裁判を千葉地裁に提訴。千葉地裁は25年6月16日、成田空港会社の要求を認める不当判決を出しました。被告=反対同盟・共有者は控訴し闘っています。
成田空港が進める年間発着容量30万回から50万回への機能強化計画での第3滑走路2028年度完成へ、現空港と第3滑走路(C滑走路)をつなぐ誘導路の結節点の位置にあるのが横堀農業研修センターです。
これに対して、柳川秀夫さんは「土をひっぺ返して、なおさら温暖化に近づくようなことをなぜやるのか。もう一本の滑走路が必要なのかと思う。」(23年8月8日)と批判しています。
前回の共有地強奪裁判(2009年提訴)の挙句、2017年5月に強制執行で横堀現闘本部を奪った空港会社は、今回の訴状では仮執行を求めるなど、前回以上に拙速な裁判による研修センター強奪の強引かつ早期の決着を目指しています。
1977年5月、反対同盟、廃港要求宣言の会、三里塚闘争に連帯する会によって横堀の共有地に建てられた旧労農合宿所=横堀農業研修センターを守り抜くために、横堀農業研修センターを支える「横堀農業研修センター(旧労農合宿所)裁判を支える会」を立ち上げて、裁判を支えていきたいと思います。
全国の仲間の皆さんに、横堀農業研修センター裁判への支援と支える会の賛同を呼びかけます。 2026年2月
呼びかけ人 柳川秀夫/鎌田慧/平野靖識/大森武徳/山口幸夫/白川真澄/高見圭司/中川憲一/野島美香/鈴村多賀志/渡邉充春/藤川泰志/根本博/山崎宏 賛同人320人
◇横堀農業研修センター裁判を支える会への賛同 1口1000円
郵便振替口座 00130-6-697201 口座名称 一般社団法人三里塚大地共有運動の会 ※通信欄に「支える会賛同」と明記。氏名公表可か不可か記入ください。
▼連絡先/東京都渋谷区初台1-50-4-103 一般社団法人三里塚大地共有運動の会
上記写真をクリックするとチラシのPDFに飛びます。
1月11日、三里塚反対同盟旗開きを横堀農業研修センターで開いた。主催は三里塚芝山連合空港反対同盟。47人が参加。
最初に田島義夫さんがチャンゴを演奏。旗開きには大森武徳さんからメッセージが寄せられた。
柳川秀夫さん(反対同盟代表世話人)は「今日の荒れ模様のような世界でプーチンに続いてトランプが不埒なことをやっている。 この周りは工事が進んでいるみたいだが、用地買収は進まず、予定した工事は簡単ではない。
横堀農業研修センター裁判は高裁の日程が入ってない。裁判そのものが政治的な絡みがある。いずれにしろ、ここは現場の攻防という事態が訪れる。現状の維持を目指して頑張っていきたい。
今年で三里塚闘争は60年になる。18歳から始めて、こんなに長くなると思っていなかった。農家でやっているのは私一人になったのは事実。
空港が巨大化していくのに歯止めがかからずに3本目の滑走路をやろうとしている。
農業をやっているとよく分かるが、温暖化が大変なことになって、人間が生存できるか1年ごとに深刻になってきている。なおかつ山野を壊して開発を続ける。
世界でも腹いっぱい物をむさぼって、力で横取りしようとする変な世の中になってしまっている。
一番大事なのは腹八分。腹八分という考え方があれば、力で相手を押し負かそうとすることはなくなると思う。争いごとは無駄なことだと感じるようになった。
競争とは互いに切磋琢磨していくことが大事で、今の社会の構造は相手を淘汰するおかしな価値観だ。
そういうことを含めて三里塚闘争はいろんなことを教えてくれて、社会に投げかけている。老人が増えて発信力では寂しいものがあるが。ここ三里塚に皆さんが集まっていろんなことを考えているのはみんな一緒だ。
頑張って発信していけたらと思います」
続いて、高橋悦雄さんが歌「成田空港反対」を歌い、有機野菜弁当と朝から準備された豚汁で昼食。
渡邉充春さん(関西三里塚闘争に連帯する会、三里塚大地共有運動の会)は「2年前から関西で共有運動の会への登記移転を進めてきた。作業が遅れている共有者には一人一人に働きかけながら作業を進めている。春には残り60人の移転作業の年内移転の見通しをつけられると思う。共有者の強い意志を法人に移して、法人の力で闘いを継続していく。
がん治療を受けているが、やれることをやりたい時、やれる時にやっていきたい」
根本博さん(南西諸島への自衛隊配備に反対する大阪の会)は、宮古島の基地反対住民運動に対する自衛隊の攻撃、馬毛島での基地建設、祝園弾薬庫反対、舞鶴、神戸などミサイル積み出しに反対する運動について発言。
辻和夫さんは横堀農業研修センター裁判と第3滑走路計画について報告。
「8月に控訴理由書を提出した後、東京高裁から日程についての連絡はない。
高裁は最悪の場合、1、2回で終わってしまう。
誘導路工事が始まっているが、空港会社は拡張用地の86.9%(民有地の8割)しか確保できてない。地権者は200戸だが、相続してない人がいて1600人。12月24日に滑走路新増設推進協議会で地権者への共同声明を出した。
既にここも含めて工事を発注しているが、空港会社は行き詰っている。
県と空港会社の「第2の開港」キャンペーンはひどいものだ。空港が2倍になれば騒音も2倍になる。
問題になっているみんなで大家さん問題は騙された人が悪いのではなく、第二次安倍政権の貯蓄から投資へという法改正が原因。
高裁口頭弁論にはたくさん傍聴に集まって裁判官にアピールしていきたい」
杉原浩司さんは長距離ミサイルの熊本・健軍、富士駐屯地への年度内配備、ジェノサイドに加担するイスラエル製武器輸入、元防衛相・超党派議員団のイスラエル訪問、日本の武器輸出について発言。
野島美香さんは、再審法改正の議員立法を妨害する法務省・法制審の動きについて発言。
稲垣豊さん(田んぼくらぶ)は山谷への野菜の支援、横堀壁画運動、昨年の東京での東アジアレイバーフェスタに参加した中国、台湾、香港の労働運動活動家が希望して三里塚を訪問するなど、小川プロの映画などで三里塚が知られていることを報告。
金靖郎さんは農業・食料問題について、成田空港拡張工事は海外に食料依存する財界・政府のグローバル化路線を象徴すると指摘した。
最後に芝崎さんの音頭で団結ガンバロー。
終了後、三里塚大地共有運動の会と横堀農業研修センター裁判を支える会の主催で中庭に壁画が飾られた研修センターから横堀デモへ。
強風の中、鉄塔前までデモを行った。
12月14日、一般社団法人三里塚大地共有運動の会は第8回総会を横堀農業研修センターで開いた。
総会では山口幸夫代表理事が開会宣言。山口代表理事が議長で議事が進められた。総会は過半数の出席(委任状含む)で成立。
現地報告で平野靖識さん(三里塚歴史考証室)は「隣にある東峰共有地のおかげで三里塚物産はからっ風から守られている。第8回総会おめでとうございます」
大森武徳理事から総会議案の事業報告・決算報告、中川憲一監事の監査報告が行われた。
木の根共有地の持ち分比率で成田空港会社と芝山鉄道を共有運動の会が今春超えたことが報告。議案が全会一致で可決・承認された。
続いて、事業計画、予算を提案。
議論では、木の根ペンションの補修・管理に共有運動の会が取り組んでいくことが提案された。
平野さん、大森さんから現状、草刈・塗装など作業内容について報告。現状を踏まえて、木の根の緑を維持してきた反対同盟と共に木の根ペンション・プールの維持・補修の協力について相談していく。
関西からの報告で山田謙さんは「三里塚以外の様々な運動に関わり、その中で三里塚のことを広めることができる」
合宿所の資料の整理について報告。おかのまめさんが描いた横堀壁画について岡野純一さん、展示している絵について田島義夫さん(画家)が発言。
議論を受けて、計画と予算が承認された。
最後に大森理事は「次は1月11日の旗開き。ここに集まって、互いの活動を報告しあうことは意義深い。こういう活動が長くできるように気を張って体に気をつけて活動を継続できれば」と閉会あいさつ。
終了後、柳川秀夫さん(反対同盟代表世話人)を訪問。柳川さんの農作業の合間に、来春までに予想される横堀農業研修センター裁判控訴審の見通しなどについて話した。
2026年反対同盟旗開き&1.11横堀デモ
2025年6月16日、千葉地裁は横堀農業研修センター裁判で成田空港会社の一方的な主張を認め、被告にされた三里塚芝山連合空港反対同盟(柳川秀夫代表世話人)と柳川さんら4人の共有者に対して、センターの共有地の全面的価格賠償方式による強制買収と建物強制撤去を命じる不当判決を出しました(仮執行はつかず)。
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10月11日、三里塚フィールドワーク2025が行われた。主催は三里塚大地共有運動の会と横堀農業研修センター裁判を支える会。参加者はスタッフを含め33人。東京からの参加者の内、半数近くが初参加だった。
あいにくの雨だったが、東京駅丸の内を8時半過ぎに出発。
東峰に到着し、バスの中から東峰共有地、三里塚物産、東峰神社を見学。
横堀に行く途中で第3滑走路工事が始められた菱田を車内から見た。
木の根ペンションでは、プールを見た後、ペンションで有機野菜弁当の昼食をとり、三里塚物産の落花生が販売された。
大森武徳さん(続木の根物語プロジェクト)は木の根の歴史、プール、ペンション建設、曳家でペンションが現在の場所に移された経過について話した。
「2010年から、子供のころ泳いでたプールの再開に取り組み、2011年20年ぶりにプール開き。その後、プールの中と庭を使って、盆踊り、イベントを行ってきた。音楽イベントには300人集まったことがある。文化的厚みを持たせたい。空港と鉄板1枚隔てた農的生活を体現し、発信していきたい」
昼食後、柳川秀夫さん(三里塚芝山連合空港反対同盟代表世話人)を訪ねた。
5月に第3滑走路建設工事が本格着工した菱田地区を改めてまわった。中郷・東は滑走路として埋め立てられ、辺田は遊水地で水没する。第3滑走路建設のためには20メートル以上の盛土が必要になる。山口幸夫さんは盛土に福島の汚染土が使われる可能性を指摘している。
菱田では樋ケ守男さんが騒音問題について説明。いまB滑走路は1時間34回離発着。C滑走路ができれば、合わせて倍。全体で年間50万回。計画では飛行機が飛ばないのは午前1時から5時。空港圏全体が不眠になる計画。5%が最初から買収に同意してない。一度移転した中郷、加茂はC滑走路で再移転になる」
第3滑走路南側となる加茂は731部隊・石井四郎の出身地として知られる。
A・B両滑走路に挟まれた「谷間地域」で騒音訴訟原告の話を伺った。団らんの時間でも、航空機騒音でテレビの音もよく聞こえない。騒音測定をしたら、飛行時にはっきりとした違いがある。空港会社が言うスライド方式はデタラメであり、4時間しか寝られないとなったら、様々な健康被害が出ることになる。
最後にトイレ休憩で岩山にある空と大地の歴史館に寄って、東京への帰路についた。
10月11日(土)
午前8時15分集合/東京駅丸の内北口オアゾ前
午前8時30分:東京駅前出発
オープニングでは高橋悦雄さんが「成田空港粉砕」などを歌った。
集会は山崎宏さん(事務局)の司会で、山下一夫さん(事務局)が6月16日の千葉地裁判決を批判。「判決は、強制収用と民事訴訟による土地取上は違うとでっち上げた。全面的価格賠償方式=強制買収の要件の一つは『共有者間の実質的公平を害しないこと』。空港会社の一方的な手紙と提訴は実質的公平を害している。空港会社の土地取上の主張は権利の濫用で、信義則違反。
判決は、訴訟外に任意の協議が開始されて紛争解決が期待できる状況に程遠いから空港会社の強制買収の訴えを認めるとなっている。判決は『協議が尽くされてない』と認めているのだから、もっと『協議』せよというのが論理的帰結ではないか。
判決は緊急性がない誘導路計画を擁護している。だが、この間の報道で予定地の民有地の確保率は3月末で74%にとどまる。不合理な計画をでっちあげているにすぎない。予定地に木の根ペンション、横堀鉄塔がある限り、ワンターミナル構想は実現できない。
機能強化計画の進め方は憲法に違反していると批判していきたい。
判決でも協議が十分でないことは認めている。シンポ・円卓会議の約束という信義則違反についはもっと言っていく必要がある」
鈴村多賀志さん(田んぼくらぶ)は「判決は、シンポ・円卓会議の結論である滑走路建設で『あらゆる意味で強制的手段をとらない』と最初は書いている。それが途中の16頁から『あらゆる意味で』の7文字が消えている。こういう形でシンポ円卓会議の結果を否定していく手法がとられている。
裁判で空港会社は被告と話をしたのかの立証を求めると、空港会社はホームページの共生の箇所を丸ごと出してきて、関係ない箇所が多く証拠採用されなかった。
被告は、成田の4者協議会(国・県・周辺自治体・空港会社)に住民は参加できないと反論したが。共生について証拠採用されなかったこともあり、4者協議会の中身についての審理は一審では行われなかった。
判決では、空港拡張計画について何の審理もされないまま、4者協議会で合意されているからとなってしまった。これらが控訴審の課題だ」
平野靖識さん(三里塚歴史考証室)は「判決は腹立たしく残念だった。円卓会議での隅谷調査団最終所見の『今後あらゆる意味での強制的手段はとらない』は、今後は住民とは話し合いでという前提があって出された。
しかし、強制的手段とは土地収用法の行政代執行だけだという矮小化が市東裁判やこの裁判で行われてきた。
このような歴史修正主義に対して、真実はこうだと言い続けていく必要がある。
4者協議会が空港のつくり方について何でも決めている。歴史考証室としては4者協議会とは何かを考えて、批判していきたい。
あらゆる意味での強制的手段をとらないという約束は、事業認定20年で収用された地主の買受権がなくなるのだから、89年で事業認定は失効するはずという反対同盟の追及、論戦があって、事業認定取下げ、強制的手段はとらないとなった。話合いで解決と提案したのは旧運輸省。
円卓会議では空港建設計画の地域への公開が提起されたが。4者協は閉じられていて民主的でない。そこを批判していかないと。
シンポ・円卓会議の結論は闘いと犠牲と論戦で民衆が勝ち取った成果。研修センターは誘導路上にあるから必要だという論理は、共生の考え方とは相容れないと主張していく必要がある」
辻和夫さん(事務局)は「センターの資料を整理して、77年開所当時の状況が分かってきた。三里塚闘争に連帯する会と廃港要求宣言の会が労農合宿所を作りたいと反対同盟に申し入れて、名称に三里塚闘争連帯を入れるようにということで、三里塚闘争連帯労農合宿所になった。全国のいろんな人とつながろうと合宿所は設立された。
当時、共有地のある屋敷跡にプレハブを建て、機動隊に壊されないように、常駐者の伊達省二さんが電気もない中、泊っていた。
同5月6日に岩山鉄塔が倒され激しい衝突になるので、前日5日開所の記録がこれまで見つからなかった。5日はささやかな宴を行い、前田俊彦さん、戸村一作委員長らが歌ったり踊って開所を祝った。
その後、激しい実力闘争になるが、その中でも全国から援農のために合宿所に来て、海外からも人々が訪れた。その後も、わくわくツアー・田んぼくらぶなどいろんな人が使ってきた。
空港会社は党派の集まりで、反対運動のために利用しているにすぎない、一坪共有地などどうでもいいという扱い。だが、ここにはいろんな人の思いがこもっていて、それを忘れさせないために裁判を闘っていきたい」
横堀農業研修センター(旧・労農合宿所)裁判の千葉地裁判決が6月16日に出されます(6月16日〈月〉/13時30分集合、14時開廷/千葉地裁601号法廷)。すでに判決当日の裁判傍聴を呼びかけ、判決後の裁判報告集会(千葉県教育会館〈裁判所向い〉)への参加も呼びかけています。判決直後ということで判決分析はおおまかな概要検証にならざるをえません。
◦日時:6月29日(日)13時開始
◦場所:横堀農業研修センター(千葉県山武郡芝山町香山新田125-1)
◦会場への行き方:京成東成田駅地上12時集合(京成成田11:34発~東成田駅11:40到着)
/迎車待機(乗車する方は、事前に「乗車希望」のメール:daichikyoyu@sanrizuka.net か、FAX03-3372-9402を送ってください)
◦主催:横堀農業研修センター(旧労農合宿所)裁判を支える会
連絡先:一般社団法人三里塚大地共有運動の会(東京都渋谷区初台1-50-4-103
/ 03-3372-9401 FAX 03-3372-9402 / mail:daichikyoyu@sanrizuka.net
6.29横堀農業研修センター裁判判決報告横堀現地集会・デモPDFへ飛ぶ
5月17日「成田空港拡張反対!土地取り上げを許すな!横堀農業研修センター裁判報告集会~6・16判決を前に」が行われた。主催は横堀農業研修センター裁判を支える会。参加者は48人。
被告から柳川秀夫さん(三里塚芝山連合空港反対同盟)が映像メッセージ。
「どうなるか分からないが、流れとしては6月16日の判決に期待することはできない。2029年度、第3滑走路供用開始は突貫工事をやっても無理。まだ土地を売らない人もいる。飛行機がどんどん飛んでとはならない」
被告の佐藤幸子さん(元合宿所常駐者)は「空港公団・会社はああいうやり方しかできない。かつて決戦に参加した駒井野・天浪は荒野になっている中に団結小屋があった、当時、若い血をたぎらせて戦った。
当時は駒井野・天浪の状況をあんなものだと思ったが。現在の横堀を見ると。重機が入ってきて、どういう人が何をやってきたのかの歴史を一切なくすところにいくつもりだ。
現状は厳しい。あきらめずにぎりぎりの可能性を求めてやっていくしかない。
30年前と比べても地球はガタガタ。この先に人間が楽しく人生を送れる未来が第3空港建設の先に見ることはできない。
あきらめずに意見をたたきつける。声を上げていきたい」
平野靖識さん(三里塚歴史考証室)は昨年11月11日の第4回裁判で証言したことについて「円卓会議の隅谷調査団最終所見での『空港用地取得のためにはあらゆる意味での強制的手段を用いてはならず』の強制的手段とは強制代執行だけではなく、民事裁判、民事執行を含む。そのことを熱田派は88年に認定20年で事業認定は失効するという論戦をしかけてから、論戦の中で明らかにしてきた。
05年のB滑走路延長問題での黒野社長との話し合いを見れば、話し合いがとん挫しても強制的手段は用いられてはならないというのが、『あらゆる意味で強制的手段は用いられてはならない』の正しい理解」
清井礼司弁護士は映像メッセージで、「柳川さん、平野さんの証言が裁判所に対して、それなりに感銘を与えたと自負としては思っている。
控訴審へ言い忘れたこと、言い足りなかったことを早めに書面化し、皆さんに大きく協力を求めてやっていきたい。仮執行宣言がつかなければ最高裁まで強制執行はできない。
日常的に使っていることが見える形で、空港会社・高裁・最高裁に伝わる形で継続していく。日常活動として使うことを心がけていきたい。
平野さんも栁川さんも形式論理ではなく、心に思っていることを語ったことが感銘力を与えた。それで直ちに勝つわけではないが、主張を貫き通し、最大限の抵抗を示した。1日でも長く現場を保持する闘いが必要。
いずれにしろ控訴するので、準備を進めていく。使っていることは急いでもしょうがないということを刻印づける。使っていれば簡単には手を出せない」
山下一夫さん(事務局)が裁判解説で、反対同盟・被告・弁護団の反論として、そもそも土地の位置が特定できてないこと。提訴はシンポ・円卓会議でのあらゆる意味での強制的手段はとらないという約束に反すること。空港会社が主張した研修センターは旗開きでしか使用されてない主張は事実に反すること。空港会社の全面的価格賠償方式を使った共有地強奪は権利濫用であること。滑走路誘導路は計画図のたびに変遷しており、研修センターの土地の強奪に何らの救急性が名がないことを指摘した。
加瀬勉さんから寄せられた「5・17横堀裁判闘争に対する決意表明」を紹介。
休憩時間中におかのまめさんの動画、高橋悦雄の歌「三里塚決戦のプロロ-グ」。
後半で山口幸夫さん(三里塚大地共有運動の会)は「71年9・16東峰事件の当時、東大の教室の一部に当局は入れなかった。当時、環境問題という言葉はなかった。
50年以上が経ち、問題はさらに悪化してきた。本当に先が見えない。
ベトナム反戦闘争、大学闘争、反公害をひっくるめて考えたのは、工業化社会の行く末は分かっている。便利であることはいいことか。別の表現では、能率的であることはいいことか。速さを尊ぶ考え方はいいことなのか。
農業は時間をコントロールすることができない。時間の流れを変えて、それを進歩したという考え方は基本的間違い。
76年9月にワンパック野菜が始まった。その頃の三里塚青年行動隊がどうやってこれからやっていこうか、真摯な議論を積み重ねられた結果。
この社会で時間は能率と表現される。ノロノロやっていると、学校の先生は怒る。日本人は能率主義を貴ぶように育てられてきた。
効率という言葉は、一般には間違って使われているが、時間がかかっても、できるだけエネルギーを使わないようにして仕事を仕上げる。三里塚の百姓仕事を見ると、今年の天候・雨量が重要。空港とはまったく相いれない存在。裁判で柳川さんが環境問題という言葉を使った。公害は悪者が決まっている。環境問題は一人一人が関係している。
14年前、福島原発事故の時、郡山の人が“ふるさとを 怒りとともに避難する 何も わりごどしてもねえのに”と歌を詠んだ。
日本近代化が資源獲得と軍事、速さを獲獲する工業化社会へ向けて150年間やってきた。それが「わりごど」の中身。三里塚闘争に参加した人は皆農民の味方をした。農こそが大事だと異議申し立てをした。その後、日本・世界の工業化はどんどん進んだ。一人一人が責任を持つ事態になったのが、柳川さんが言う環境問題。
速いことはいいことか。私も、私の友人も成田空港は使わない。
現代、環境問題と無関係なことはない。ほどほどにが環境問題を考える基本的な理念。時間はほどほどにかける。エネルギーはなるべく使わない。
今強制代執行はできない。第3滑走路はできないのではないか。やる気があれば、福島の汚染土を持ってくるということをやると思う。国家官僚は責任をとらない。
きちんと考えないと今後の道を誤る」
辻和夫さん(事務局)が用地の8割しか確保してないにもかかわらず強引に進められる 第3滑走路工事の現状について報告。
「更なる機能強化で空港敷地は2297ヘクタールに倍増。C滑走路新設、B滑走路延伸、新誘導路(7471メートル)新設が計画されている。
空港会社は『新しい成田空港』構想検討会を9回開催。24年7月国交省に報告。国交省は『今後の成田空港施設の機能強化に関する検討会』は昨年9月から開催中。主な内容は横堀、木の根への統合した旅客ターミナル新設、貨物ターミナルの一鍬田、中谷津地区への新設、空港アクセス強化からなる。
拡張用地の2割は未買収。空港会社は5月に国交省と用地確保対策本部を発足。
5月から滑走路本格着工だが、C滑走路南側造成工事(その1)と同北側造成工事は今年3月に契約。工事は遅れている様子」
大森武徳さん(木の根)は「木の根プールを再開して14年。昨年プールの補修をした。今年も8月プール開きに向けて7月に作業する。
太陽光パネルを設置しているが、蓄電することで東電と手を切りたい。
野外の映画祭の準備を進めている。そして、イベントの時には5、6人の希望者を募ってプチ戦跡巡りツアーを行っている。
成田市学校給食への地域の有機野菜を使用する取り組みを進めている」
最後に行動提起で、6・16判決傍聴行動、6月7日研修センター整理作業、6月29日裁判報告現地集会・デモの呼びかけが行われた。
▼裁判判決報告横堀現地集会・デモ6月29日(日)
/横堀農業研修センター/午後1時開始/午後2時半・デモ
連絡先/東京都渋谷区初台1‐50‐4‐103 一般社団法人三里塚大地共有運動の会 TEL03-3372-9408 daichikyoyu@sanrizuka.net
支える会呼びかけ人 柳川秀夫/鎌田慧/平野靖識/大森武徳/山口幸夫/白川真澄/高見圭司/中川憲一/野島美香/鈴村多賀志/渡邉充春/藤川泰志/根本博/山崎宏
賛同人 旭凡太郎/天野隆/伊藤康也/伊東利一/岩見千丈/鵜飼哲/大嶋薫/大杉美矢子/太田敏之/大戸良一/大森孝子/大森万蔵/尾形淳/岡野純一/おかのまめ/小川幸子/沖幸典/尾沢孝司/小原吉苗/笠原直子/加藤敬/加藤登/河合成彦/河口卓/菊池薫/北川靖一郎/北沢啓/木根輝雄/木村晋治/桐谷敏弘/久下格/小泉英政/小林葉子/小松義久/金靖郎/斎藤郁夫/斎藤秀紀/佐藤隆/佐藤保/里見格二/佐橋京四郎/重松朋宏/繁山達郎/篠崎勉/芝崎真吾/柴垣顕郎/渋谷けい子/杉原浩司/鈴木宏一/鈴木駿平/須田剛/関原靖郎/大道寺毅/高木久仁子/田島義夫/田中一昭/田中孝征/辻和夫/内藤秀之/直井由美子/中川義裕/中路良一/中村勝己/中村光一/名古屋哲一/西チヱ子/西村隆年/西村光子/林敏秋/はららん/板東正夫/広畑貞昭/福田茂/福田崇/前田道彦/松丸健二/光本一郎/光吉準/宮崎良子/宮下智行/宮部彰/宮本修/三輪喜久治/茂住衛/森本浩文/谷島修一/山田雅美/山近勉/山辺一哉/山本文子/山本将嗣/山脇ひろし/湯沢優子/吉田晃/吉田和雄/脇義重/和田賢二/連帯社/労働運動活動者評議会/労働者共闘+非公表176人 (2025年2月28日現在)
◇裁判への支援・カンパを
研修センター裁判を支える会への賛同 1口1000円
郵便振替口座 00130-6-697201 口座名称 一般社団法人三里塚大地共有運動の会 ※通信欄に「支える会賛同又は裁判カンパ」と明記。氏名公表可か不可か記入ください。
~6・16判決を前に
■日時 5月17日(土)午後1時開場、午後1時30分開始
■会場 東京・文京区民センター2A(春日駅)
■資料代 500円
◇プログラム(変更の場合あり)
■裁判報告 清井礼司弁護士
■メッセージ 柳川秀夫さん(被告、三里塚芝山連合空港反対同盟)
■被告から
■裁判証言で訴えたこと 平野靖識さん(三里塚歴史考証室)
■空港と環境問題 山口幸夫さん(一般社団法人三里塚大地共有運動の会)
横堀農業研修センター(旧・労農合宿所)裁判の千葉地裁判決が6月16日に出されます。横堀農業研修センター強奪・撤去のための裁判を成田国際空港会社が千葉地裁に提訴して1年半。被告とされた柳川秀夫さんら共有者と三里塚芝山連合空港反対同盟(柳川秀夫代表世話人)は共有地に建てられた旧労農合宿所=横堀農業研修センターを守り抜くため、裁判を闘ってきました。
裁判では被告側は「温暖化を押し進めるようなことをなぜやるのか。もう一本の滑走路が必要なのか」と空港拡張という巨大開発よりも自然を維持する空港反対の意義、シンポ・円卓会議での今後空港建設で「あらゆる意味で強制的手段をとらない」という国・空港公団の約束に提訴は反すること、共有地の位置が特定されてないことなど、空港会社の主張の問題点を明らかにしてきました。
だが、29年3月成田第3滑走路完成のために共有地強制買収、研修センター撤去が必要だとする成田空港会社は、被告側の反論にまともに答えることなく、仮執行宣言を含む強制撤去判決による横堀農業研修センターの破壊・強奪を目指しています。
地裁判決に向けて裁判争点を学習する「成田空港拡張反対!土地取り上げを許すな!裁判報告集会」を5月17日に行います。
▼横堀農業研修センター裁判判決傍聴行動
6月16日(月)/午後1時30分集合、開廷午後2時/千葉地方裁判所601号法廷
▼裁判判決報告横堀現地集会・デモ6月29日(日)
/横堀農業研修センター/午後1時開始/午後2時半・デモ
主催 横堀農業研修センター(旧労農合宿所)裁判を支える会
連絡先/東京都渋谷区初台1‐50‐4‐103 一般社団法人三里塚大地共有運動の会 TEL03-3372-9408 daichikyoyu@sanrizuka.net
支える会呼びかけ人 柳川秀夫/鎌田慧/平野靖識/大森武徳/山口幸夫/白川真澄/高見圭司/中川憲一/野島美香/鈴村多賀志/渡邉充春/藤川泰志/根本博/山崎宏
賛同人 旭凡太郎/天野隆/伊藤康也/伊東利一/岩見千丈/鵜飼哲/大嶋薫/大杉美矢子/太田敏之/大戸良一/大森孝子/大森万蔵/尾形淳/岡野純一/おかのまめ/小川幸子/沖幸典/尾沢孝司/小原吉苗/笠原直子/加藤敬/加藤登/河合成彦/河口卓/菊池薫/北川靖一郎/北沢啓/木根輝雄/木村晋治/桐谷敏弘/久下格/小泉英政/小林葉子/小松義久/金靖郎/斎藤郁夫/斎藤秀紀/佐藤隆/佐藤保/里見格二/佐橋京四郎/重松朋宏/繁山達郎/篠崎勉/芝崎真吾/柴垣顕郎/渋谷けい子/杉原浩司/鈴木宏一/鈴木駿平/須田剛/関原靖郎/大道寺毅/高木久仁子/田島義夫/田中一昭/田中孝征/辻和夫/内藤秀之/直井由美子/中川義裕/中路良一/中村勝己/中村光一/名古屋哲一/西チヱ子/西村隆年/西村光子/林敏秋/はららん/板東正夫/広畑貞昭/福田茂/福田崇/前田道彦/松丸健二/光本一郎/光吉準/宮崎良子/宮下智行/宮部彰/宮本修/三輪喜久治/茂住衛/森本浩文/谷島修一/山田雅美/山近勉/山辺一哉/山本文子/山本将嗣/山脇ひろし/湯沢優子/吉田晃/吉田和雄/脇義重/和田賢二/連帯社/労働運動活動者評議会/労働者共闘+非公表176人 (2025年2月28日現在)
◇裁判への支援・カンパを
研修センター裁判を支える会への賛同 1口1000円
郵便振替口座 00130-6-697201 口座名称 一般社団法人三里塚大地共有運動の会 ※通信欄に「支える会賛同又は裁判カンパ」と明記。氏名公表可か不可か記入ください。
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