2021年11月24日水曜日

2022反対同盟旗開き

主催:三里塚芝山連合空港反対同盟(代表世話人・柳川秀夫)
日時:2022年1月9日(日)正午
場所:横堀農業研修センター
   (千葉県山武郡芝山町香山新田131)
参加費:1000円

【会場への行き方】:京成東成田駅地上 11時00分集合 迎えの車待機
【09:13発  京成上野特急 →10:22着 成田→10:32発  京成成田 →乗り換え
            京成東成田線  [芝山千代田行き]→10:37着  東成田】
★乗車希望の方は、事前に三里塚大地共有運動の会に電話か、メールをください。

2022.1.9三里塚・東峰現地行動

飛行制限時間緩和を許さない! 成田空港「第3滑走路」反対! 岸田自公政権打倒! 反原発―再稼働やめろ! 沖縄・辺野古新基地建設反対!

■日時:2022年1月9日(日)午後2時

■場所:旧東峰共同出荷場跡(千葉県成田市東峰65-1)
    /集会後、開拓組合道路に向けてデモ
■会場への行き方
  ①2021反対同盟旗開き終了後→旧東峰共同出荷場に車移動
  ②京成東成田駅地上 13時30分集合 迎えの車待機/11:54発  京成上野
    特急 →13:02着 成田→13:12発  京成成田 →乗り換え   
             京成東成田線  [芝山千代田行き]→13:17着  東成田

 

■主催:三里塚空港に反対する連絡会

 岸田・自公連立政権は、10月31日の衆院選挙において議席は減らしたものの過半数を維持し、改憲と戦争国家化に向けてつき進んでいる。岸田は総裁選挙の中で安倍・菅と同じ路線を踏襲していくことを明らかにしていった。アメリカ帝国主義・バイデン政権の対中国包囲戦争の一翼を担うために日米同盟を強化拡大することを鮮明にした。

 また新自由主義の道を引き続き歩んで、労働者人民の搾取と抑圧の上に資本家階級の利潤を追求していくことを何ら隠すことなく示した。原発の維持、推進もこれまで通りだ。また辺野古新基地建設をはじめとした沖縄の軍事拠点化も住民の強い反対の声を踏みにじって着々と進めている。岸田・自公政権を一刻も早く打倒しなければならない。

 岸田内閣の斉藤鉄夫国土交通相は10月6日、「日本の国際競争力強化のために2029年首都圏空港として年間100万回を達成しなければならない。そのために必要な整備は成田空港で3本目滑走路建設などさらなる機能強化だ」と述べた。どこまでも需要が拡大していくということを前提とし、資本の利潤をひたすら追い求める成長路線の思想のありようが今問われているのだ。このような「機能拡大」によってもたらされる住民の騒音被害をはじめとする環境・生活破壊といった重大な事柄は取るに足らないものとして片づけられてしまう。それらは補償金や自治体への「交付金」として買い取られ、住民の意志が無視されていく。

 こういった事態は全国各地で起こっている。「国策」を遂行するためには国家権力は手段を選ばずやってくる。それは独占資本と共通の利害関係に貫かれている。第3滑走路建設に反対する闘いは国家権力―資本の横暴と闘う全ての闘いと共にある。

    空港と闘う拠点を守り抜こう

 芝山町横堀地区は第3滑走路予定地に全て含まれ、滑走路そのものではないが空港施設を作るうえで不可欠の土地である。その中には一坪共有地があり空港反対運動の拠点の一つである「横堀農業研修センター」が建てられている。成田国際空港会社はこの土地を奪うために民事訴訟をおこして裁判所の力で1坪共有地を奪おうと目論んでいるのは間違いない。

 強制収用という手段を使った土地取り上げができなくなった今、敵は司法権力を使って土地強奪をこれまでも行ってきた。反対同盟は土地を守り抜く決意を明らかにしている。 反対同盟旗開きに結集し、東峰現地行動を共に闘おう!

                         2021.11.2





2021年11月23日火曜日

一般社団法人三里塚大地共有運動の会・12.12第4回総会記念集会

 砂川闘争から三里塚

主催:一般社団法人三里塚大地共有運動の会
共催:三里塚芝山連合空港反対同盟(柳川秀夫代表世話人)
       三里塚空港に反対する連絡会

主催者挨拶・総会報告:山口幸夫さん(代表理事)
・三里塚からメッセージ 加瀬 勉さん
   講演「砂川闘争から三里塚へ」  島田清作さん
   (伊達判決を生かす会共同代表/三里塚大地共有運動の会監事)
・活動報告:事務局 ・連帯発言

日  時:12月12日(日)/午後1時30分開場~午後2時開始/資料代 500円
会  場:東京・文京シビックセンター4階ホール
     (地図裏/地下鉄三田線・大江戸線春日駅下車)
連絡先/〒151-0061 東京都渋谷区初台1-50-4-103
       一般社団法人三里塚大地共有運動の会
     電話 03-3372-9408 /FAX 03-3372-9402
        メールアドレス  kyoyusanrizuka.net 


 今年4月、登記義務化法=改定民法・不動産登記法が国会で成立しました。これは相続・転居時の登記を罰則付きで義務化する法律。権利だった土地登記から登記をしなければ土地が奪われる制度へと改悪されました。登記義務化は24年以降、順次施行されようとしています。

 登記義務化法は、所有者不明土地利用円滑化特別措置法(18年6月)、表題部所有者不明土地登記・管理適正化法(19年5月)と続いた所有者不明土地対策法制化の仕上げであり、これらは国家が「所有者不明土地」の土地・共有地を取り上げられるようにする法律。通常国会で成立した基地周辺・国境離島の住民の人権を侵害する「重要土地調査規制法」と同様、国家の「公共性」を住民の人権・財産権より優先する法律。

 斉藤国交相は「首都圏空港の容量拡大による機能強化は必要不可欠」(10月6日、専門紙向け就任会見)と、住民無視で進めてきた第3滑走路建設などの成田空港機能強化計画を引き続き強行することを表明しました。

 だが、コロナバンテミックで国際航空需要は激減。成田空港の2021年上期の国際線旅客数は前年同期比89%減、コロナの影響がない19年1~6月との比較では96%減で上期としては過去最低。2018年3月に成田空港4者協議会(国交省・千葉県・9周辺自治体・成田空港会社)で決定された2029年3月までの第3滑走路(3500m)建設、夜間飛行時間延長、B滑走路再延伸という機能強化計画は完全に破綻しています。

 一般社団法人三里塚大地共有運動の会は「三里塚大地共有委員会Ⅱ」の運動を受け継ぎ、18年に立ちあげました。この3年間、共有地強奪につながる所有者不明土地立法に反対し、再共有化開始から30年以上が経つ中、共有地を守り抜くために共有地の法人への登記移転と管理を進めてきました。

 登記義務化施行、第3滑走路建設に反対する2022年の大地共有運動へ向けて第4回総会記念集会を開催します。集会講演は、伊達判決を生かす会共同代表/三里塚大地共有運動の会監事である島田清作さんから「砂川闘争から三里塚へ」というテーマで長年の闘いの歴史と教訓、今後の方向性を問題提起していただきます。