2023年11月3日金曜日

12.3一般社団法人三里塚大地共有運動の会 第6回総会

  8月2日、成田国際空港会社は横堀農業研修センター(旧労農合宿所)の建物を撤去し土地を強奪する裁判を千葉地裁に提訴してきました。横堀研修センターは現空港と第3(C)滑走路を結ぶ誘導路の「結節点」にあります。
 国・成田空港会社は発着回数を年間50万回とする機能強化計画として2029年3月までの第3滑走路(3500 m)建設、夜間飛行時間延長、B滑走路再延伸(3500m)を推し進め、今春には機能強化のためのワンターミナル化構想を出してきました。
国土交通省は24年度概算要求で第3滑走路建設支援など成田空港関連で156億円を要求。空港会社は10月中にも第3滑走路準備工事に着手しようとしています。
研修センター裁判提訴はこれらの攻撃の一環です。
 三里塚再共有化運動開始から40年となる2023年。三里塚大地共有運動の会は三里塚大地共有委員会Ⅱの運動を受け継ぎ、所有者不明土地対策を口実とした共有地強奪の動きに対決し共有運動の継承・発展のために、会への共有地登記変更を進めてきました。
 研修センター裁判の第1回口頭弁論を前に、三里塚大地共有運動の会では12月3日に三里塚現地・横堀農業研修センターで第6回総会を開会します。会員の皆さんの出席を呼びかけます。

●総会案内
日時 12月3日(日)正午(予定)
会場 横堀農業研修センター



2024.1.29~横堀農業研修センター裁判傍聴に集まろう!

  全国の仲間の皆さん。2024年1月29日(月)、横堀農業研修センター裁判第1回口頭弁論の傍聴を呼びかけます。
 8月2日、成田国際空港会社は横堀農業研修センター(旧労農合宿所)の建物を撤去し、土地を強奪する裁判を千葉地裁に提訴してきました。
 空港会社は訴状で第3滑走路計画にふれることなく、空港会社が旧地主から大半の土地を取得し賠償支払能力があるからと、「全面的価格賠償」による共有地の強制買収、合宿所から40年以上占有してきた土地の明け渡し、建物撤去を求めてきました。さらに訴状では、反対派は研修センターを年1回旗開きでしか使用していないという虚偽の主張を行っています。
 さらに空港会社は確定判決前の強制執行を認める仮執行宣言まで求めており、拙速裁判による不当判決、仮執行宣言による研修センターの強奪・破壊を狙っています。
 横堀研修センターは現空港と、今秋にも準備工事が開始される第3滑走路を結ぶ誘導路の「結節点」にあり、国・成田空港会社が進める機能強化計画にとって研修センター撤去、土地強奪は不可欠となっています。
 横堀農業研修センター裁判提訴に対し、柳川秀夫さん、鎌田慧さんらの呼びかけで「横堀農業研修センター(旧労農合宿所)裁判を支える会」が立ち上げられ、裁判支援の運動が開始されました。横堀農業研修センターの破壊・土地強奪を許さない闘いを進めていきましょう。 
24年1月29日(月)、横堀研修センター裁判傍聴への結集を呼びかけます。

■横堀農業研修センター裁判第1回口頭弁論
 2024年1月29日(月)
 /千葉地方裁判所午後2時30分集合、開廷午後3時
 /千葉地方裁判所601号法廷

■第2回口頭弁論 
 /2024年4月22日(月)
 /開廷午後1時30分/601号法廷

連絡先:三里塚大地共有運動の会(03-3372-9408)