1月29日、横堀農業研修センター裁判第1回口頭弁論傍聴行動が行われた。
横堀農業研修センター裁判を支える会では開廷前、千葉県庁前で反対同盟旗と横断幕を広げて、裁判支援と傍聴を訴える宣伝活動を行った。
千葉地裁では所持品検査が行われ、601号法廷ある6階廊下で整理券配布、傍聴券への引換が行われ、40人弱が601号法廷に入った。
15時過ぎに開廷し、提出されている原告・成田空港会社の訴状と被告(三里塚反対同盟と共有者4人)の答弁書・証拠説明書について裁判官から確認。
被告席(傍聴席から右手)には清井礼司弁護士、被告の柳川秀夫さん、佐藤幸子さん。反対側に原告空港会社代理人。
被告の答弁書と柳川さんの陳述書を読み上げたとする手続きがとられ、裁判官から両者の主張についての「主張整理メモ」が出され、次回口頭弁論について確認し、裁判は終了。
閉廷後、裁判報告集会。
清井弁護士が裁判について説明。「裁判所が主張整理メモを出してきた。裁判所も図面がよく分からないと原告側に指摘していた。分からない点があれば強制執行はできない。できない余地が残る。」
柳川さんの陳述書の読み上げに続いて、清井弁護士は次回以降、柳川さん、平野靖識さん、田村明比古成田空港社長の3人を証人申請したことを報告。
平野さんは「この裁判はあらゆる強制的手段を取らないという約束に反している。自信を持って闘いましょう」
被告の佐藤さんは「ひょんなことから被告になって非常に光栄です。年齢は年齢だが、私なりに合宿所や三里塚にかけた思いを出していきたい。ご支援のほどをお願いします」
裁判についての質問と清井さんの説明の後、支える呼びかけ人から中川憲一さん、関西の渡辺充春さんが発言。
元連帯する会の柘植洋三さんは「合宿所をつくるとき、前田俊彦さん、吉川勇一さんが現地に行って、権利を主張できる場所はここだと決めた。労農合宿所の価値は党派に限定せず、誰でも受け入れたこと。合宿所がどこか単独の持ち物だったら、今日のように人々が集まることにはならなかった。運動体としての大事な価値」
田んぼくらぶから鈴村多賀志さんが発言。
最後に4月7日の裁判を支える東京集会(会場未定)、4月22日第2回口頭弁論傍聴への呼びかけが行われた。
0 件のコメント:
コメントを投稿